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カコトリミングスクール
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タカショウ（マルワン）

カコトリミングスクール卒業生
小川龍馬氏(右）講演要旨

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カコトリミングスクールの第22期卒業生、小川龍馬氏。現在はタカショウ株式会社（マルワン）で、相模原市緑区のカインズホーム内「ペッツワン城山店」、埼玉県鶴ヶ島市の「ワカバウォーク鶴ヶ島店」という2店舗の責任者を務めている。そんな彼が、母校に戻り、生徒たちに向けて熱いメッセージを届けてくれた。

本講演は、教育機関（カコトリミングスクール）と現場企業（マルワン）が同じテイクオーバーグループ傘下という、奇跡的なシナジーによって実現致しました。

■  社会に出て知るサロンの厳しさ
小川氏は、カコトリミングスクール卒業時にトリマーライセンスBを取得したが、技術面での努力を十分にできなかったことを振り返り、「現場に出れば自然と成長できると思っていたが、現実は甘くなかった」と語りました。現場に立つと、お客様からは「プロ」としての期待を背負い、先輩や経営者からは「まだ未熟な新人」と見られます。また、サロン勤務は1分1秒の責任を伴う仕事であり、会社は利益を生まない新人を1年近く育成しなければならない現実を伝えました。こうした環境において結果を出すには、教育や指導に頼るのではなく、自分の努力や覚悟が求められる。「自分はその覚悟が足りなかったため、トリマーとして成功できなかった」としつつ、この経験を新たな挑戦への原動力に変えたと語りました。

（写真）小川氏の母校カコトリミングスクール

■ 生体販売という新たな挑戦
トリマーから転身した小川氏が選んだのは「生体販売」という分野でした。大変さはあるが、その分やりがいも大きいと語ります。小川氏にとって「一生をかけて極めたいと思えるほど奥深く面白い世界」であり、動物を通じてお客様との信頼関係を築き、ペットの幸せを近くで見守れることを魅力として挙げました。「トリマーとして学んだ知識や観察力が、接客やサポートに活かせている。」として、カコトリミングスクールでの学びが武器になっているといいます。

（写真）現在、小川氏が店長として活躍するペットショップ「マルワン」

小川氏は、以下のように続けました。

履歴書に傷をつけずに学べる機会は学生にしかなく、今のうちに多くの実習に参加し、将来の現場を知りましょう。優しく教えてもらえるのは「今だけ」です。人生は一度きり。今この年齢で過ごす1年は今しかない。だからこそ、「あの1年は本気だった」と言える時間を過ごしてほしいです。

そして仕事を始めたら、まずは続けてみる。簡単に辞めないこと。社会に出たら「頑張る」だけでは評価されません。それが苦しいけれど、何かを得るまで粘る姿勢を持ちましょう。結果を出す人は必ず努力をしています。何を達成するために行動するのかを常に意識して仕事を楽しみましょう。

―後輩たちは、力強いメッセージに終始、耳を傾けていた。

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この講演は、「教育から実践まで一貫して支えるグループの強み」を感じさせる内容となり、グループ全体の持続的成長と、業界内での差別化の原動力となっていると考えております。

動物業界を牽引するM＆A企業として、教育機関と現場の強力な連携により、即戦力人材の育成・現場力の強化・顧客満足度の向上を実現してまいります。

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■会社概要

会社名：有限会社KTS（カコトリミングスクール運営会社）
所在地：東京都町田市原町田5-4-15
愛犬の美容学校「カコトリミングスクール」運営
トリミング＆子犬のペットショップ「KAKO」運営

企業名：タカショウ株式会社
所在地：神奈川県横浜市港北区新羽町4359
ペット小売業（犬・猫の生体販売）
ペットショップ「マルワン（MARUONE）」
店舗数：17店舗（神奈川9、東京6、埼玉2）

■株式会社テイクオーバーについて

「価値ある事業をなくさない」をコンセプトに、日本全国における中小企業の事業承継問題に真正面から取り組む、承継支援・経営再生会社です。後継者不在や経営の停滞により存続が危ぶまれる企業を対象に、実質的な承継・再生の実行者として介入し、企業価値の維持・向上、ひいては地域経済の活性化に資することを目的としています。承継後は再生チームが経営を担う当事者として、グループの知見や人材・資本力を用いて、企業が本来持つ潜在的な価値を引き出し、持続的な成長へと導きます。価値ある企業を一つでも多く、後世に繋いでいく。そのひとつの想いで、今後も活動を続けてまいります。

〈事業内容〉
飲食、食品製造、ペット、アパレル事業等
中小企業の株式の取得による事業承継
経営体制の再編・組織強化支援
営業・販売戦略、バックオフィスの構造改革
グループ間シナジーの創出による成長加速